いままでのナースコールシステムは、患者さんからの応対をナースステーションの置き型や壁掛型の親機で行っていました。そのため、ナースステーションには、かならず一人が詰めていなければなりませんでした。
 しかし実際には夜間・早朝など、ナースがナースステーションにじっとしていられないことも多く、走
りまわって鳴りっぱなしのナースコールに対応しなければなりませんでした。

 このシステムではナースコールとPHS子機とを連動することで、患者さんからのナースコールに
PHS子機で対応することができます。
 また、PHS子機には患者さんのベット番号が表示されますし、ポケットベルと違ってその場で患者
さんと会話ができますので、「ナースステーションでナースコールが鳴りっぱなし・・・」といったことに
ならず、患者さんに大きな安心感を与えることができます。

            ※PHS子機は、携帯電話とは使用する周波数帯域が違い、電波も微弱なので
            病院内の電子機器にはほとんど影響がありません。
          
             PHS子機       ナースコールボード      ベッドサイドの子機

 このシステムは電話交換機を使用していますが、現在ご使用中の電話交換システムに接続する
方法もございます(システム構成の確認が必要です)。
PHS子機を電話交換機の内線電話として使用しますので、PHSから交換機経由で局線にかけるこ
とも可能ですし、内線として使用することも可能です。


 病棟を改装する予定がある、ナースコール機器の交換を考えている、また電話交換システムの
交換を考えているお客様(病院、老人保健施設など)は、ナースコールと電話交換システムを同時
に導入すれば、別々に導入するのに比べて 低価格でのシステム導入が可能です。

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